かすがいつながる

サボテン

今から70年ほど前に始まった春日井市のサボテン栽培。
観賞用のみならず、食用、美容にと、さまざまな魅力を秘めています。
春日井市ではその魅力を市内外に広く発信しています。

国内有数の実生サボテン生産地

 春日井市のサボテン栽培は、1953年(昭和28年)頃、果樹栽培の副業として始まりました。その後、1959年(昭和34年)に伊勢湾台風が発生。一帯の果樹が大きな被害を受ける中、サボテンの被害は少なく済みました。そこでサボテン栽培に移行する農家が増え、市内へ広く普及することに。やがて国内有数のサボテン生産地へと発展しました。
 春日井のサボテンの特徴は、種から育てる「実生(みしょう)栽培」に特化していること。手間のかかる難しい生産方法ですが、温室の構造を工夫するなどの試行錯誤を繰り返し、根気よく種をまき続けた結果、独自のスタイルを確立し、今日に至っています。

「親しむ」サボテン

サボテンの新たな魅力を発見!
市内各所で関連イベントを開催中

 サボテンの魅力をたくさんの人に知ってもらうため、さまざまなイベントを開催中。サボテンフェアでは、苗や寄せ植え、グルメなどサボテン尽くしの1日が楽しめます。また、市内各所でサボテンの寄せ植え体験などのPRイベントを開催しています。

ダンスミュージックや絵本を制作
各種コンテンツで「サボテンのまち」をPR

 PRコンテンツを制作し、「サボテンのまち」の情報発信にも力を入れています。『かすがいサボテンピース』はみんなで歌って踊れる楽しいサボテンダンスミュージック。春日井サボテンの誕生秘話を描いた絵本『かすがいサボテンのおはなし』も好評です。