○交通安全都市宣言
昭和37年1月24日
告示第8号
わが春日井市は交通量の最も多い国道19号線並びに国道41号線がそれぞれ東西と南北に走り、この他中部経済圏の拠点である名古屋市を中心とした、数多い県道と国鉄中央線、名鉄小牧線、名古屋空港等があり、特に国道における車両の交通量は日を追って増加の一途をたどっている。
近時陸運の発達に伴いとみに激増した諸種自動車の輻湊は実に目にあまるものがあって、交通地獄を現出しこれに伴う交通事故の多発は特に本市の場合は小、中学校のほとんどが交通量の激しい国道及び県道沿にあり登校下校時における児童の安全を守ることのみを考えても誠に憂慮すべき状況にあるといわねばならない。
よってこの機会にこれら交通禍の絶滅を期するため、ここに市民の総力を結集して、強力な事故防止の施策を全市的に推進し春日井市を「交通安全都市」とすることを宣言する。